ov v0.5.0

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ov v0.5.0をリリースしました。

releases ov v0.5.0

こちらには書いていませんでしたが、0.2.0リリース以降に以下のリリースをしていました。

  • v0.3.0
  • v0.3.1
  • v0.4.0
  • v0.5.0

これまでの変更で内部的な修正を多くおこない v0.5.0では複数のファイルを別々のドキュメントとして開くように変更しました。

これまで ov *.txtcat *.txtと同じようにファイルを繋げて表示していましたが、それぞれ独立して開いてドキュメントの切り替えで移動するようになっています。

1つのviewに対して複数のドキュメントを切り替えて使えるように内部的な修正をしたため、helpの表示、debug logの表示が可能になり、v0.5.0では、複数ファイルの開き方を変更するまでになりました。

また、安定バージョンとは言えませんが、ライブラリとしても使用可能になっています。

ライブラリの使用の仕方としては、サンプル がありますが、以下のようにOpenしてRun()で使用します。ページャーのライブラリなので、Run()の後は終了キーを押すまで返ってきません。goroutineで動かして、動いているページャーに対して動作を変更することが可能ですが、まだ仕様が落ち着いてないので、無茶をすると動かなくなる場合があります。

package main

import (
	"github.com/noborus/ov/oviewer"
)

func main() {
	ov, err := oviewer.Open("main.go")
	if err != nil {
		panic(err)
	}
	if err := ov.Run(); err != nil {
		panic(err)
	}
}

過去のバージョン

  • v0.5.0 複数のドキュメントを開く方法を変更
  • v0.4.0 ヘルプ画面を追加
  • v0.3.1 位置をマークする機能を追加
  • v0.3.0 入力の改善
  • v0.2.1 色をカスタマイズ可能にする
  • v0.2.0 検索の改善
  • v0.1.3 行番号モードを追加
  • v0.1.2 Homebrewパッケージの追加
  • v0.1.1 パッケージ自動更新の調整
  • v0.1.0 ovにレポジトリ名と構成を変更。deb/rpmパッケージの追加
  • v0.0.5 現在の基本機能を備えた最初のバージョン

参考

ovの紹介