ov v0.12.0
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ov v0.12.0をリリースしました
Terminal PAGER releases ov v0.12.0
multicolor機能を追加
multicolor機能を追加しました。これは複数の語に対して、それぞれ色(スタイル)を指定できるものです。 コードハイライト等の機能を持ったものは自動で色分けして色付けしますが、自分で色を付けたい文字列を指定します。
デフォルトで[.]キーで文字列を入力できます。
また、この機能を使うためには、元のハイライト表示が邪魔になる場合があるので、元の装飾を無効にする--plain
オプションも追加しています。起動後もデフォルトで[ctrl+e]で元の装飾を無効/有効を切り替えられます。
jump-target機能を追加
jump-target機能を追加しました。less
の--jump-target
に相当します。通常検索すると1番上の行に該当行を表示するように移動しますが、この行をjump-targetで指定した行に変更します。1であれば、2番目の行に表示するように移動します。
less
では.5
のようにドットで始まると割合指定が可能(これは50%として画面の真ん中の行を指定)ですが、これにも対応しています。さらに50%
のように後ろに%
を付ける指定も可能です。
マイナス指定は画面の下から数えた行数指定になります。 デフォルトで[j]キーで文字列を入力できます。
過去のバージョン
- v0.12.0 multicolor, jump-targetの追加
- v0.11.1 設定名の微修正
- v0.11.0 sectionの概念を追加
- v0.10.0 reload,watchを追加
- v0.9.6 リダイレクト出力、列モードの修正
- v0.9.5 サスペンド/レジュームのサポート
- v0.9.4 マーク機能の強化、インクリメンタルサーチを追加して検索強化。
- v0.9.3 スキップ行オプションの追加
- v0.9.2 主要モジュール更新版
- v0.9.1 半画面下移動のバグ修正。goのバージョンを1.16以降へ変更。
- v0.9.0 follow,follow-all,execの各モードを追加、改善。検索とカラム選択のスタイルカスタマイズを可能にしました。
- v0.8.9 (pre)follow-mode,follow-all-modeの追加
- v0.8.1 文字の単位をCode point から Grapheme clusterに変更しました。
- v0.8.0 tcell v2にアップグレードしました。
- v0.7.1 交互に行スタイル効果適用の行がズレていたので修正
- v0.7.0 スタイルカスタマイズの改善
- v0.6.2 検索の高速化とキャンセル処理の追加
- v0.6.1 細かな修正バージョン
- v0.6.0 マウスサポート
- v0.5.0 複数のドキュメントを開く方法を変更
- v0.4.0 ヘルプ画面を追加
- v0.3.1 位置をマークする機能を追加
- v0.3.0 入力の改善
- v0.2.1 色をカスタマイズ可能にする
- v0.2.0 検索の改善
- v0.1.3 行番号モードを追加
- v0.1.2 Homebrewパッケージの追加
- v0.1.1 パッケージ自動更新の調整
- v0.1.0 ovにレポジトリ名と構成を変更。deb/rpmパッケージの追加
- v0.0.5 現在の基本機能を備えた最初のバージョン