psql
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PostgreSQLのクライアントツールであるpsql
は結果を表示するときにPAGER
を利用できます。
PSQLのPAGERを設定するも参照してください。
psql
psql
は、結果を表示するときに最初の行にヘッダーとして列名が表示され、その下に列が|
で区切られて表示されます。
ov
を利用すると、ヘッダーと列を指定することで、より見やすく表示できます。
以下はPSQL_PAGER
の推奨設定例です。
ヘッダー1を指定(-H1
)、列の区切りに"|“を指定(-d "|"
)、カラムモード(-C
)を設定します。
画面に収まる場合は、ページャーを終了します(-F
)。
列の色を変える(--column-rainbow
)のもおすすめです。
PSQL_PAGER 'ov -F -C -d "|" -H1 --column-rainbow'
画面ではデフォルトから色を変えてconfig.yaml
で以下の設定をしています。
StyleHeader:
Background: "#23274f"
Bold: true
StyleColumnHighlight:
Foreground: "lightcyan"
Reverse: true
StyleAlternate:
Background: "#2a2a2a"
watch(PostgreSQL 15)
PostgreSQL 15からはwatch
が利用できます。
PSQL_WATCH_PAGER
には以下の設定を推奨します。
これにより空行で区切られた最後のセクションを表示し続けます。
PSQL_WATCH_PAGER='ov --follow-section --section-delimiter "^$"'
expanded output (\x)
拡張出力(\x)で表示のときには、レコード区切りをセクション区切りとして扱うと、レコード区切りでスクロールするため、見やすくなります。
PAGER 'ov -F --section-delimiter "^-"'
(\x)と\watch
を組み合わせることもできます。
unaligned (\a)
アラインメントなし(列を揃えない)表示でも、列ハイライトを利用することで、快適に表示されます。 以下のように、PAGERの指定は変更しません。
PSQL_PAGER='ov -F -C -d "|" -H1'.