trdsql 簡単なSQL
trdsqlと簡単なSQLを使用することで、他のUNIXツールを組み合わせて出来るようなことが一発で出来るようになります。
ファイル解析
SELECT * FROMから進んで簡単なSQLを実行する場合、あらかじめ列名を把握しておく必要があります。
trdsql に -aオプションにファイル名を付けて実行するとファイルを解析して情報を出力してくれます。
(CSVファイルの拡張子が.csvの様な場合は、-icsvを省略することが出来ます。-ih ヘッダを解釈、 -is スキップ数の指定等のオプションを必要に応じて付けないと意図しない解析結果になることがあります)。
Examplesの使用
Examplesに実際に実行できるSQLが出力されています。
SQLには予約語があり、予約語を列名に使用する場合や小文字以外の列名を使用している場合等エスケープする必要がある列名は上記のようにエスケープされて(データベースにより「`」か「"」)います。 コマンドラインから使用する場合は、更にシェルからエスケープするために「\」を追加して、「\’」で囲んで実行します。
(SQLの実装やバージョンによって予約語は変更されますが、予約語以外をエスケープしても問題ないので、実際には必要のない語もエスケープされています)。
ここでExamplesの一つを実行してみます。
SELECT * FROM header.csvと同じ結果になりました。
このSQLをひな型として変更していきます。
列の並べ替え、列の抽出
今度は、id,nameの順番を入れ替えて、name,idの順で出力してみます。
そのまんまですね。ではidは必要ないのでnameのみを出力する場合はnameだけ残せば良いことになります。
簡単すぎて怒られそうな内容ですが、UNIXツールを使用するならawkやcutで、そこそこ説明が内容になります。
行の並べ替え
もう一つ、並べ替えることがあるとしたら行です。行の並べ替えは`ORDER BY 列名`で出来ます。 昇順(小さい→大きい)はASC(デフォルトなので省略可能)、降順(大きい→小さい)はDESCを付けます。
実は、これでは意図した通りに並べ替えられない可能性があります。 trdsqlではCSV、LTSV、JSON等の入力データはtext型として動作します。ここでのidのような場合は、idを数値として扱わないとふた桁以上のときに意図しない結果になります。
数値として扱うには、以下のようにSQLのCAST(列名 AS 型名)を使用します。
さらに ORDER BY と組み合わせて、よく使用するのがLIMITです。
LIMITは指定した件数のみ出力するように制限できます。一つだけ出力したいとか上位10件のみ出力したいときに使用します。