F.3. auth_delay — 認証エラー時に一時停止 #

auth_delayはパスワードの総当たり攻撃をより難しくするために認証エラーの報告を行う前にわずかにサーバを停止させます。 これはDoS攻撃を防ぐためのものでは無いことに注意してください。認証エラーを待たせ、コネクションスロットを消費させるため、DoS攻撃の影響を増長させるかもしれません。

この機能を有効にするためにはpostgresql.confshared_preload_librariesよりモジュールをロードする必要があります。

F.3.1. 設定パラメータ #

auth_delay.milliseconds (integer)

指定されたミリ秒数認証エラーを返す前に待機します。デフォルトは0です。

これらのパラメータをpostgresql.confファイルに設定する必要があります。典型的な使用方法は以下のようになります。

# postgresql.conf
shared_preload_libraries = 'auth_delay'

auth_delay.milliseconds = '500'

F.3.2. 作者 #

KaiGai Kohei