N.2. 色を設定する #

実際に使われる色は環境変数PG_COLORS(複数形であることに注意)を使って設定されます。 この値はコロン区切りのkey=valueのリストです。 キー(key)はどこに色が使われるかを示します。 値(value)はSGR(Select Graphic Rendition)の記述で、ターミナルにより解釈されます。

現在、以下のキーが使われています。

error

エラーメッセージでテキストerrorを強調するのに使われます

warning

警告メッセージでテキストwarningを強調するのに使われます

note

メッセージでテキストdetailhintを強調するのに使われます

locus

メッセージで位置情報を強調するのに使われます(例えば、プログラム名やファイル名)

デフォルト値はerror=01;31:warning=01;35:note=01;36:locus=01です(01;31 = 太字の赤、01;35 = 太字のマゼンタ、01;36 = 太字のシアン、01 = 太字のデフォルト色)。

ヒント

この色指定書式は、GCCGNU coreutils、および、GNU grepなど、他のソフトウェアパッケージでも使われています。