pg_statistic_ext
カタログpg_statistic_extはプランナの拡張統計を保持します。
このカタログの各行はCREATE STATISTICSで作成された統計オブジェクトに対応します。
  
表52.51 pg_statistic_extの列
| 名前 | 型 | 参照先 | 列 | 
|---|---|---|---|
| stxrelid | oid |  | このオブジェクトが記述する列を含むテーブル | 
| stxname | name | 統計オブジェクトの名前 | |
| stxnamespace | oid |  | この統計オブジェクトを含む名前空間のOID | 
| stxowner | oid |  | 統計オブジェクトの所有者 | 
| stxkeys | int2vector |  | 属性番号の配列で、どのテーブル列が統計オブジェクトに含まれるかを示します。
例えば、値が 1 3なら、テーブルの1番目と3番目の列が含まれるということになります。 | 
| stxkind | char[] | 有効にされた統計種別のコードが入る配列です。
有効な値は、N個別統計を表す dと、関数従属統計を表すfです。 | |
| stxndistinct | pg_ndistinct | pg_ndistinct型にシリアライズされたN個別値の数 | |
| stxdependencies | pg_dependencies | pg_dependencies型にシリアライズされた関数従属統計 | 
stxkindフィールドは統計オブジェクトの作成時に埋められ、どの統計種別が求められているかを示します。
それより後のフィールドには、最初はNULLが入り、対応する統計がANALYZEで計算されたときにのみ埋められます。