pg_subscription
カタログpg_subscriptionには、存在するすべての論理レプリケーションのサブスクリプションが入ります。
論理レプリケーションについての詳細な情報は第31章を参照してください。
  
ほとんどのシステムカタログとは異なり、pg_subscriptionはクラスタ内の全データベースで共有されます。
つまりクラスタごとにpg_subscriptionの実体は1つだけ存在し、データベースごとに1つではありません。
  
列subconninfoには平文のパスワードが含まれる可能性があるため、一般ユーザによるアクセス権は取り消されています。
  
表52.52 pg_subscriptionの列
| 名前 | 型 | 参照先 | 説明 | 
|---|---|---|---|
| oid | oid | 行識別子(隠し属性です。明示的に選択しなければなりません) | |
| subdbid | oid |  | サブスクリプションが存在するデータベースのOID | 
| subname | name | サブスクリプションの名前 | |
| subowner | oid |  | サブスクリプションの所有者 | 
| subenabled | bool | 真の場合、サブスクリプションは有効でレプリケーションが行われています。 | |
| subsynccommit | text | サブスクリプションワーカの synchronous_commitの設定値が入ります。 | |
| subconninfo | text | 上流のデータベースへの接続文字列 | |
| subslotname | name | 上流のデータベースのレプリケーションスロットの名前。 ローカルレプリケーションのオリジン名としても使われます。 | |
| subpublications | text[] | サブスクライブされるパブリケーション名の配列です。 パブリッシャーのサーバのパブリケーションを参照します。 パブリケーションについての詳細は31.1を参照してください。 |